国際大会審査員が語る日本の技術
世界大会の審査員として参加いたしました

先日、国際的なエステティックの祭典『第一回世界選手権大会2025』の審査員として参加させていただきました。世界30カ国以上からトップレベルのエステティシャンが集うこの大会は、まさに「美と健康、文化」が融合した感動的な空間でした。

この大会が日本で初めて開催されたことは、日本のエステティック業界にとって大きな一歩です。世界中のエステティシャンが日本に集結し、互いの技術や文化を分かち合う姿は、私自身にとっても大きな刺激となりました。
45年の歴史を持つ技術と想いを胸に

私は母が宮崎で45年近くエステサロンを経営している環境で育ちました。母もまた今回の大会で共に審査員を務めました。長年培ってきた経験と、お客様への真摯な想いを胸に、母娘でこの貴重な役割を担えたことを大変光栄に思います。
審査では、技術や施術効果だけでなく、細部にまで目を凝らしました。タオルの置き方、商材の並べ方、施術者の姿勢、そして何よりもお客様を非日常へと誘う「おもてなしの心」です。お客様に癒しと心地よさを与える、滑らかで流れるような所作。これこそが、エステティックという仕事の真髄だと再認識しました。


挑戦することの素晴らしさ
世界レベルの技術を間近で見て、日本のエステティシャンは決して劣っていないと確信しました。しかし、同時に感じたのは、世界に比べて「挑戦」する人がまだ少ないのではないかということです。
エステは、ただ身体を美しくするだけでなく、お客様の心にも潤いを与え、人生を豊かにする仕事です。今回の経験を通じて、日本のエステティシャンがもっと自信を持ち、世界へと羽ばたいてほしいという強い想いが湧き上がりました。
Ms.MUSEでは、技術はもちろん、お客様一人ひとりの心に寄り添うことを大切にしています。今回の大会で得た学びを活かし、さらなる高みを目指してまいります。